健康ケアトレーナー、介護予防運動トレーナー、ウォーキングトレーナー、スチューデントトレーナーの資格取得。一般社団法人メディカル・フィットネス協会

メディカルチェックによる健康管理と、医学とスポーツ科学を統合した資格取得を目指せます。
MENU

【MFA健康コラムVol.57】目標達成のための思考法

TOP > 【MFA健康コラムVol.57】目標達成のための思考法

MFAオフィシャル健康コラム

【MFA健康コラムVol.57】目標達成のための思考法

進級、進学、就職…環境下変わり、何かが始まることの多いこの4月。
その中において、目標を持って取り組むための、自分の体と心の整え方にはどのようなものがあるだろうか?

 

聞いたことのある内容から、初めて知る内容まで、その取り組み方と目標の達成思考法を紹介する。

 

 

【3つの要素に分類】

 

目標がある。

その目標の達成のために、自分にできることは何があるだろうか?

 

分かりやすい例えとして、「速く走りたい」という人がいるとする。

この方の目標達成を援助するのに、皆さんであればどのようなアドバイスを行うだろうか。

 

 

練習すれば良いかもしれないし、靴を変えれば良いかもしれない。

 

その選択肢は間違ってはいないが、もう少し全体的に多角的に捉えてアドバイスをしたいものである。

様々な問題解決ツールがあるが、ここではそのうちの一つの考え方をお伝えしようと思う。

絶対に目標達成したいときの3ステップと成功率を高めるテクニック

 

 

問題を解決する時に必要な要因を「体」「心」「環境」の3つに分類してみる。

 

「体」

「速く走りたい」が目標ならば、速く走るために必要な筋力や柔軟性、反応速度などをどれくらい有しているか。またそれらの能力がどれほどあり、どの部分に向上の余地があるのか。という要因がこれに当たる。

スキルや知識などと解釈すれば分かりやすい。

向上することだけを一辺倒で考えず、自身の体が疲れを溜め過ぎないこと、怪我をしないことなどといった、疲労回復に専念したりケアを行うことも、この「体」という機能を向上することに繋がってくる。

 

「心」

目標を達成するに至るまでの心の必要性である。

そもそも、「なぜ速く走りたいのか?」という部分を掘り下げることも必要である。

また、速く走るために練習に打ち込む中で、思うように記録が伸びない停滞期も存在する。そのような時に、どのような心持ちでいればモチベーションを維持できるのか。紙に自分の思いを書き出して整理したりする機会はあるか。など、様々なアプローチを通して「心」に作用する働きかけである。

 

「環境」

主人公の1人を取り巻くもの全てと捉えてみる。

身に着けるウェアや靴はもちろんのこと、仲間や指導者、家族などの周囲の関係者。練習環境もこれに含まれる。

これらは無意識のうちにその1人の主人公に影響を及ぼしていることが多く、「体」も「心」も改善・向上したにもかかわらず記録が伸びないという時には、この「環境」という要因が大きく関わっている可能性が考えられる。

 

 

【自身に応用してみよう】

 

この記事をお読みの方も、ぜひ、上記の考えをご自身に応用してみて欲しい。

 

方法は以下の通り。

①目標を決める。(なりたい自分や叶えたいことなど)

②その為に必要な要因を書き出してみる。

③それらの要因を上記の「体(スキルや知識)」「心」「環境」にはめてみる。(極端に偏らないように)

④行動する。

 

 

①について、少しだけヒントを。

「目標が実現しない人」の特徴は、目標の書き方に問題がある。

 

・目標の難易度を「ちょい難」に設定する。

 脳科学的には高すぎる目標はドーパミンが出にくいとされている。このドーパミンはモチベーションの源になるため、目標達成するためには必須の脳内物質となってくる。

 簡単すぎず、一生懸命頑張ればなんとか実現できそうな目標を設定したとき、ドーパミンが最も分泌される。

 

・期限をつける。

 人間は時間が制限されることで、モチベーションが湧いてくる。時間を制限し、締切を設定することで、精神的プレッシャーを感じ、ノルアドレナリン(集中力を高める物質)が分泌される。

 また制限時間内に一部でも目標を達成できると、「ご褒美」としてドーパミンが分泌されることにもなる。

SMARTは古い? FASTの法則で目標設定する方法 | ライフハッカー[日本版]

 

・できるだけ具体的な目標にする。

 抽象的な目標だと、何をすればいいのかがはっきりせず、行動に繋がりにくい。具体的な目標設定をすることで、ゴールに繋がる道がイメージしやすくなる。

 

 

 

【体が先行で心が追従】

 

人間の祖先、ムカシホヤにはほぼ脳なない。

ただ動き続ける中で餌を見つけ、その見つけた場所やネガティブな経験を記憶しておくために脳が発達していった。

動き(体)があって、脳(心)が養われていったのである。

 

 

巷には、ビジネスマンも体を鍛えよう!という書籍も最近では多く出版され、コロナウイルスによって自身の体に矢印が向く人も増えたことだろう。

ムキムキマッチョになる必要はないが、まずは体を整え、そして心を満たし、自分に無意識レベルで影響を与える環境(自分以外の他人など)にも目を向けてみてはいかがだろうか?

 

視点を高める処方箋 ~具体化と抽象化の技術を磨く | NTTラーニングシステムズ 営業本部 人材育成WEB

 

1つの問題、目標を3つの要因として全体的、多角的に把握し分類してみることで、どこかに伸びしろは必ず存在し、何かしら「出来ること」は見つかるはずである。

「視野を広げる」、「視点を高くする」と、言うのは簡単だが実際そうするのは難しいものだ。

「分類してみる」ことが、その一助となるかもしれない。

 

この記事が、何かを達成したい方の少しの糧になれば幸いである。

 

 

 

「アウトプット大全」樺沢 紫苑

「日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー教本 コンディショニング」

【Vol.44】「食べ過ぎない」ということ その2

【Vol.45】第2弾「食べ過ぎない」ということ その1

【Vol.46】第2弾「食べ過ぎない」ということ その2 

【Vol.47】脳とアイデア創出の関係 その1

【Vol.48】脳とアイデア創出の関係 その2 

【Vol.49】運動の世界基準と今日からの取り組み その1

【Vol.50】運動の世界基準と今日からの取り組み その2

【Vol.51】呼吸から介入する運動習慣 その1

【Vol.52】呼吸から介入する運動習慣 その2

【Vol.53】「冷え」に関する知見を広げる その1

【Vol.54】「冷え」に関する知見を広げる その2

【Vol.55】胃腸から整える その1

【Vol.56】胃腸から整える その2

 

一覧TOP